みなさんこんにちは!
マッスルGです!
先日お客様から、
「ブライドルレザーのお手入れはどうしたらいいのか?」
という質問をいただきました。
なので今日のブログはブライドルレザーについて。
そもそもブライドルとはなんなのか?
調べてみると馬具を意味し、馬具用のレザーとして生まれたものです。
そして、ブライドルレザーといえばイギリスのイメージがありますね!
ブライドルレザーを主力な素材としているホワイトハウスコックス社はイギリスの会社ですし、ブライドルレザーを生産している有力タンナーの多くはイギリスです。
ブライドルレザーはタンニン鞣しされた厚くて丈夫なカウハイドレザーを使用します。
ちなみにカウハイドレザーは生後2年以上の牝牛の革です。
そして蝋分を10週間以上かけて染みこませてるため、手間がかかり皮革そのものはかなり高価になります。
革に染み込んだ蝋分は革の繊維を引き締め、より丈夫な革へと進化させる他、表面の蝋分がコーティングの役割を果たし水分にも強さを発揮します。
ブライドルレザーの特徴といえば表面に浮いている白い粉。
こちらはブルームと呼ばれる蜜蝋、植物性油などの蝋分。
使い込むうちに革の油分と蝋分によって徐々に艶が上がり、色も深まり一つとして同じものがない魅力が生まれます。
つまりエイジングを楽しめる・・・。
私のブログはエイジングに繋がるのが多いですね笑
お手入れ方法は難しくありません。
新品のうちは馬毛ブラシでブラッシングするだけです。
衣類などへの移染が気になる方は、馬毛ブラシでブラッシング→コットンで磨いてブルームを落としましょう。
使い込んで蝋分が枯渇し、乾燥してるな~と感じたらクリームの出番です!
使うのはこちら。
M.MOWBRAY PRESTIGIO クリームエッセンシャル ¥1700+税
汚れ落とし・栄養・ツヤ出しができる優れもの。
ソルベントフリーになってパワーアップ。
ブライドルレザーに適した蜜蝋や、動物性油脂ラノリンの配合で皮革を良い状態に回復させます。
また表面の軽い汚れを落としながら光沢を出せる使用感抜群のクリームなんです!
詳しいやり方はこちらをご参考に。
以上、マッスルGでした~
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