こんにちは。レオです
エナメル素材独特のツルツルとした綺麗さをどこまで取り戻せるのか??
ということで今日は汚れの特性を解説&見極めながらケアしていきましょう。
1.まずは仕上がりのビフォーアフター。
磨く前、磨いた後で大分違いますね。
「適切なケアをしてあげるとここまで綺麗になるのか!」
という驚きはもちろんですがエナメルは光沢が特徴的なのでそれさえ認識できていれば「きれいだな」と思ってしまうこともあります。
2.汚れの原因を探る
こんな感じで近寄ってみると
・丸い点状の汚れ
・左端の方についている線状の汚れ
がありますね。
前者は液体が付着したもの。後者は反対の足のカカトのゴムがぶつかって擦れているものだと思われます。
3.汚れにあったケア用品で除去を試みる
線状の汚れはゴムだと仮設を立てましたのでM.MOWBRAYガムスペシャルで軽くこすってみました。
消しゴムのカスのように汚れを巻き取りながらガムスペシャルが削れていき、上手く取れました。
(この工程は一度軽く試してから行って下さい。黒はリスクが少ないので試しやすいと思います)
点状の汚れは液体のものなのでラックパテントを使って落とせる勝算かなり高め。
ポリッシングコットンに取って磨いてあげるだけでこの通り。
M.Mowbrayラックパテントは一度汚れを取り去った後は新しい面にポリッシングコットンを変え、拭きとってあげると綺麗に仕上がります。
グローブクロスでさらに磨き上げると良い仕上がりに。
というわけで完成です。
こんな感じで天井のライトもパキっと反射してしまうほどの輝きが戻りました。
近寄ってみると吸い込まれそうな美しい黒が際立ちます。
手順はかんたんですが、汚れの見極めがポイントに成りますので是非実際にお靴をお持ちになって日本橋三越本館2階リペア工房にお越しくださいませ。
適切なアドバイスをさせて頂ければと思います。
こっちも要チェック↓
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おかけ間違いのないよう、よろしくお願いいたします